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 雲ってどうしてできるの?
(2005/1/19 last update)

先日、就職活動の為、飛行機に乗って東京に行きました。
スカイメイトでしたが、運良く窓側の席に座ることができ、窓からはちょうど翼が見えて、外を眺めるとまるで自分が飛んでいるような感覚になるすばらしい席でした。
で、その日は絶好のフライト日和で、地上や海まで見ることができました。
いい気分で外を見ているうちにふと、眼下に浮かんでいる「雲」というやつが、とっても不思議なものに見えてきました。
なんだ、あいつは。
なんであんなものが地球上に存在するのか。
しかも、ばらばらに存在するのではなく、泡のように固まっていたり、離れていたり。
高さもだいたい一緒ぐらい。
そんな、科学者みたいなことを考えていましたが、いっこうに分かりません。
ということで、帰ったらインターネットで調べてみようということで調べてきました。
もし、詳しい方でそれは間違っているよって方がおられましたらご指摘下さいm(_ _)m

まず、最初に予備知識として空気というのは水分を含んでいます
よく湿度が高い、低いといいますね。
感覚的に高いとジメジメしている、低いとカラットしているのはお分かりだと思います。
つまり、湿度は空気がどれだけ水を含んでいるかの指標となってます。

で、どれだけ空気が水を含むことが出来るかというのは、温度によって変わります
イメージとして夏場の雨の日と、冬場の雨の日を想像してみてください。
どちらがジメジメしていると感じますか?
夏場と思った方は正解です。
つまり、温度が高い方が空気は水をたくさん含むことができるのです。

また、冬場、窓ガラスに水滴が付くことがありますよね?
あれは、外気によって窓が冷やされて、室内の窓のあたりにいる空気も冷えることで、その空気が含むことができる許容範囲内の水が放出されてしまったのです。

では、さっそく今の知識を使って雲の出来方を検証しましょう。
まず、地表面や海面では太陽の熱によって温度が上昇していきます。
すると、その付近では水分を含んだ暖かい空気が出来ます。
で、暖かい空気というのはどんどん上昇します。
(暖房をつけてみると分かりますよ)
上がっていくのはいいんですが、当然高いところにいくと寒くなってきます。
飛行機が飛ぶくらいの所までくると、冬場の窓ガラス同様に、許容範囲外の水を放出せざるをえなくなります。
すると、人間の見える水滴が出来るのです。
その水滴がたくさん集まった状態が「雲」というわけです。

でも、もう一つ疑問がわきます。
「雲」の正体は水滴って分かったけどなんで浮いてるの?と。
無重力状態なら分かるけど、なんでだろうと。

それは、どうやら上昇してくる空気が水滴が落ちないように支えているようです。
ただ、支えるのにも限界があり、支えきれなくなった時、雨や雪となって地表に落ちてくるみたです。

ということは、地表に近いほうが雨粒の大きい、つまり雨が降りやすい「雲」ということになります。
さらに、雲が地表に近いほど地上で反射した光が雲に当たらないので「暗い雲」に見えることになります。
だから、「雨雲」は黒っぽくって圧迫感があるんですかねぇ。
勉強になりましたm(_ _)m

もっと、詳しく知りたい人は以下のサイトを参考にして下さい。
天気についてのいろいろな知識が、私の説明よりもずっと分かり易く掲載されております。

サイト名:雲をつかむような話

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